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  • 第1回:ZEISS Loxia(ロキシア)——ピントを合わせて写真を撮ることの意義を教えてくれるレンズ

ミラーレスカメラで使う「ZEISS」3シリーズ

ZEISS(ツァイス)は、175年あまりの歴史と数々の名レンズを誇るレンズメーカーとして、映像や写真撮影を生業とするプロの現場で信頼、使用されてきただけでなく、趣味として写真撮影を愛する方々にもある種の憧れを持って知られた存在です。

第1回:ZEISS Loxia(ロキシア)——ピントを合わせて写真を撮ることの意義を教えてくれるレンズ

その魅力ゆえ、時にはカメラメーカーやレンズマウントの違いを超えて、ZEISSレンズを自分のカメラで使いたいという欲求を生み出してきました。筆者自身もキヤノンのデジタル一眼レフ機に、デジタルボディを持つことなく終焉を迎えたコンタックス(Y/C)マウントのZEISSレンズを、マウントアダプターを介して使用していた時期もありました。

ミラーレスカメラの時代に入り、同カメラを撮影業務のメインに使用し始めた筆者にとって、マウントアダプターを介して撮影するのは趣味的な充足感はあっても、様々な面で合理的な手法とは言えなくなりました。そしてしばらくは FEマウントネイティブのZEISSレンズを待ち焦がれる状態が続いていました。

そこへZEISSが現代のミラーレスカメラの時代に対応した3つのレンズシリーズを世に送り出してくれました。

まず2013年に、ソニーEマウント(APS-C)用と富士フイルムXマウント用として Touit(トゥイート) シリーズが発売されました。その1年後には待望のフルサイズ用ソニーEマウント(FE)として、MFレンズの Loxia(ロキシア) シリーズ、続いてAFレンズの Batis(バティス) シリーズが発売されました。今では各シリーズ毎に3〜5本のラインナップが揃い、大抵の撮影要件を満たせるようになっています。